好きなものたれ流しブログ

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モーリー兄弟が歌うau楽曲は即座に全キャリアが使え

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auソフトバンクdocomo

三大キャリアがひしめく中、各々キャラクターやポイント制度やなんやかんやであれやこれやと戦法をめぐらしているけれど、特にauは“三太郎”という昔話の太郎シリーズを集めた独特のキャラクターCMで打ち出しまくっている。

 

このCMは本当によくできているというか、日本人にヒットするような作り込みをしていて、子供から大人まで楽しめるっていう典型文がぴたりと当てはまるような代物。

金太郎、桃太郎、浦島太郎に続いて乙姫様、かぐや姫ちゃん、鬼ちゃん、花咲か爺さんエトセトラ。

気づけば三太郎シリーズのCMが新たに作成されるとエンタメニュースとして取り上げられるようになっていた。(鬼ちゃんの時は菅田将暉のあまりのハマりっぷりにテレビの前で厳かに発狂した記憶がある)

 

と、同時に。

一緒に注目されるようになったのがCMに使用される楽曲である。

おそらく三太郎CMの曲といえばで大方のイメージとなっているのが、浦島太郎(桐谷健太)が歌っている“海の声”だろう。

以下、三太郎シリーズで使用されてきた楽曲一覧。

 

海の声/浦島太郎(桐谷健太

・みんながみんな英雄/AI

・見たこともない景色/菅田将暉

・やってみよう/WANIMA

・笑おう/yonige

 

他にも5G編でセカオワや、小林幸子&梅沢富美男のデュエットソングが起用されていたこともあるが、三太郎が三太郎として出演し、継続的に活動しているアーティストとして起用された点でピックアップするとこのようなラインナップになる。(違ったり抜けてたら本当にすみません小学生の頃から家族揃ってauユーザーなので許してください)

 

CMの出演者だったりその時流行っていた方々だったり。

今や日本人のほとんどに知られている“三太郎”シリーズの楽曲を務めるというのは、やはり相応のアーティストが適用されているのだなぁと思う。

そしてわたしは毎回毎回の楽曲が本当に本当に大好きで、特にWANIMAの「やってみよう」やAIの「みんながみんな英雄」なんてもう歌詞が好きすぎて毎日聞きすぎて風の音ですら曲に聴こえてくる始末だった。

 

三太郎シリーズは、たった15秒、少し長くて30秒、フルであれば1分ほど。

たったそれだけの世界なのに、視聴者に言い知らぬ元気と愉快さを与えてくれる。

たかがCMと言われればそれまでかもしれないし、SNSやサブスクサービス、見逃し配信の普及でテレビ番組をリアルタイムで視聴する機会も減り、自然とCMを見る時間も短縮されていく中、次の内容に期待してしまうCMなんて貴重でしかない。

 

だからこそ、今回の三太郎CMの音楽に起用された人物たちを見て驚いた。

 

 

https://youtu.be/GdnE9EuIEPk

 

 

 

ずっともっと/もーりーしゅーと

 

そう。

ここに来て、まさかまさかのYouTuber。

 

 

えっっっっっっっっっ

 

 

 

っていうのが、わたしの第一印象。

そしてこのえっっっっっっっっっに続いたのが、

 

 

 

au………………………………………………天才すぎんか………………………………………………………………………………????

 

 

 

である。

さらに、震えながら音楽を再生した後は、

 

 

 

au………………………………………………いやau様………………………………一生ついてく………………何が起きても………………三大キャリアのテッペンは………………………………auしかいない………………Antaga Uesama それが………………au………………………………

 

 

である。

いや、もう、あの、説明させてほしい。

説明なんてわたしレベルができる人たちではないんだけど、少しだけ語らせて欲しい。

あの、まず、先程わかりやすくYouTuberって書いてしまいましたが、彼らはYouTuberではありません。早速ファンに殺されろ案件。

 

 

もーりーしゅーと。

彼らはガチモンの兄弟で、向かって左の、教室で割とひっそり目でいるのに何故か陽キャ集団に属していてそれなのに選択授業とかでえ、みんな日本史なのにお前だけ数学?え?なんで?みたいに見られてわっかんね〜なんかノリ、って言ってほんとお前時々そういうとこあるよな〜!って一軍男子にからかわれつつ人数少ない数学授業でしれっと隣に座ってテスト前に「…範囲どこだっけ(笑)」って聞かれたいランキング1位を持っていきそうなのが弟。しゅーと君。

 

向かって右の、しゅーと君をからかったり大声で廊下で叫んだり学年の男子全員マブダチでどこのクラスに行ってもむちゃくちゃ喋り倒してくるくせに文化祭の出し物決まんない時に「え、じゃあとりあえずお化け屋敷でよくね?無理ならそん時じゃね?」ってあっけらかんと道筋出してくれたら席替えで仲良い子と離れて駄々こねる女子に「いーじゃん!隣俺よ?毎日エデンじゃん!」って言ってテメー調子乗んなよ(笑)って女子に足蹴にされながらも空気を丸くさせちゃうランキング1位をかっさらいそうなのが、兄。ひで君。

 

 

彼らは“BUDDiiS”という男子ボーカル&ダンスグループに属していて、決して二人だけで活動しているわけではない。

そもそものきっかけはtiktokで、兄・ヒデ君がまぁなかなかにハイレベルな天然系男子で、そんな兄の天然さや面白さを積極的に載せていたのが弟・しゅーと君。

その後YouTubeにも二人のチャンネルを立ち上げ、15〜20分ほどの男兄弟のわちゃわちゃを流すようになった。

 

が、彼らが大ブレイクした動画は、わたしが彼らを知ったきっかけでもあるこちらではないだろうか。

https://youtu.be/8IHWMapTnfw

 

 

tiktokで流行っている楽曲をオリジナルでメドレーにしたこちらの動画。

これが脅威の900万回以上の再生数を誇り、なんかもうぶち抜いて彼らを有名にしたんじゃなかろうか。

 

そして先に触れておくけども、このメドレーがまじまじのマジマジに良い。本当に良い。信じられないくらい、良い。

流行りの曲とか知らんよ〜とかいう人も騙されたと思って一回聞いて欲しい。あなたの10分をわたしにくれ、後悔はさせない得しかさせない。

何故ならわたしだってtiktokの流行り音楽なんて知らなかったから〜!!!!

 

ただそれにも関わらず最後まで聞き入ってしまって、以後1週間は毎日寝る前に聞いてはおやすみモーリー兄弟と唱えるようになったのは、とにかく彼ら兄弟の声と歌い方が魅力的だったから。

 

ここからはもう好き好みの話なのでわかる人に分かればいいんですけど、10代〜20代前半くらいの、中途半端に成熟しきっていない熟れる寸前の歌声がわたしはもう大大大大大好きで。

歌が上手いというより、彼らは自分の魅せ方をとてもとてもよくわかっているなと思う。

兄弟ならではの息の良さというか、無理のないアイコンタクトというか、熱い静けさ漂う弟・しゅーと君と、一目で快晴をイメージしてしまうような明るさ満点の兄・ヒデ君。

 

 

二人の魅力は動画を見ればわかるとして、話を戻すと、この二人がauに起用されたことは本当に嬉しかったし、かつ驚きでしかなかった。

確かに話題性、人気、流行、いろいろと当てはまる二人ではあるけれど、これまでの起用アーティストの中に加わるには部外者からしてもau冒険したな!?と思わざるを得ない。

なんなら二人が元から好きな身としてはなんとなく二人を案じてしまったり。

ソワソワしながら、えいやとあげられた動画の再生ボタンを押す。そして。

 

 

 

au………………………………………………いやau様………………………………一生ついてく………………何が起きても………………三大キャリアのテッペンは………………………………auしかいない………………Antaga Uesama それが………………au………………………………

 

 

 

これ。これしかない。

まず何が良いって、冒頭の軽やかな笛の音。

それに伴うように、夏を連想させる二人の服装。

そうそう二人とも髪の色も…って、え………………しゅーと君………………金髪………………貴方そんな………………まぶしっ…あっまぶし…ってなるじゃん…隣の席のしゅーとくんに惚れちゃうじゃん………………。

 

そして始まるお兄ちゃんの歌声。

そして00:17〜!!!!ピース〜!!カメラのより〜!!!そこから繋がる弟〜!!!!

はい引き込まれた!!もう戻れないよ!!引き込まれてるよ〜!!!

 

からの00:38〜!!

………………どう?………………生きてる?

………………あっよかった、かろうじてね。わかる、わかる。

そう………………おにた!い!じ!って………………やるんだよ………………男二人が………………鬼さんを………………何………………こんな鬼いたら炭二郎だって斬れないよ…………無惨様もびっくりの穏やか鬼ちゃんだよ………………

 

そうしてサビで二人ハモる………………これがまーた…もう………綺麗であり爽やかであり可愛くもあり儚さもあり、炭酸の泡みたいな一瞬の弾けさがあって…本当に良い意味で抜けていく高音。

で、はい!!ここまで来たからには2番行こうね!!絶対だよ!!!炭二郎との約束だ!!!!

 

1:16。

見ました?

………………あ、死んでる………………?

 

 

わかる〜!!!!!!!

わかる………………そう………………ピース&カメラのよりが………………弟君にくるんですよこれ………………カッー!!わかってんな!!??!!??

これ、1番に兄を持ってきて2番に弟くん持ってきてるのよ〜〜くわかられている。

1番しか聞かない人には兄の余裕さでぶちかまし、2番まで聞いた人には弟の可愛さで殴ってくる………………すご………………SUGOIよau………………………………

 

そして最後の最後。

大サビにいく直前。

2:28。

もうこの高音聴いたらこっちに戻ってこれないよ………………モーリー兄弟と出会う前の自分なんて知らねえ………………モーリー兄弟………………クソ………………tiktokメドレー…メドレーはどこだ………………!?聞かせろ………………二人の歌声を………………!

 

と、まぁこうして少年ジャンプの新連載は始まるわけです。

あとこんだけ言っといて今更ですが、この「ずっともっと」は曲自体の美しさが半端ない。

 

この曲に限ったことではないけれど、三太郎シリーズの曲ってすべて歌詞がすんごいシンプルでわかりやすい特徴を持っていると思う。

比喩とか語彙に頼るんじゃなくて、簡潔に、わかりやすく、単語で。

そっちの方が遥かに難しいのに、例に漏れずこの曲もそれに該当していてですね。

 

ありがとう ごめんね きれいだね

愛してる 感じたこと

これからはすぐに伝えるよ

 

ずっとずっと前からつながってる

もっともっと前からつながってる

久しぶりに会ってもかわらないんだ

きっときっと つながってたんだ

 

こう、ものすごーく直球なんですよね。

25歳、友情・努力・勝利・直球に弱い。

 

歌詞を改めて見なくても耳に馴染むようなシンプルさで、ちゃんと読んでみると何も難しいこと連ねてないのに、思い出したくなるような韻が踏まれていて、つまりはもう大天才………………。

 

これ、三太郎シリーズだからこそぴったり当てはまるんだなって書きながら思いました。

爽やかだし夏らしいし、炭酸のCMとかでも良いかなって思ったけど、この根底にあるのどかな音程とか、のんびりとした空気感とか、この三太郎シリーズだからハマるんだな〜って。

 

 

 

流石にここまで読んだならもう聞きましたよね?え?まだ?………………えっまだ!?まだ聞いてない!!!??!?なんで!!!?????

炭二郎が起こる前に頼むから聞いて!!!!お願い!!!!!

 

https://youtu.be/GdnE9EuIEPk

 

 

 

 

起用してくださった全ての関係者様に、陳謝。