好きなものたれ流しブログ

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モーリー兄弟が歌うau楽曲は即座に全キャリアが使え

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auソフトバンクdocomo

三大キャリアがひしめく中、各々キャラクターやポイント制度やなんやかんやであれやこれやと戦法をめぐらしているけれど、特にauは“三太郎”という昔話の太郎シリーズを集めた独特のキャラクターCMで打ち出しまくっている。

 

このCMは本当によくできているというか、日本人にヒットするような作り込みをしていて、子供から大人まで楽しめるっていう典型文がぴたりと当てはまるような代物。

金太郎、桃太郎、浦島太郎に続いて乙姫様、かぐや姫ちゃん、鬼ちゃん、花咲か爺さんエトセトラ。

気づけば三太郎シリーズのCMが新たに作成されるとエンタメニュースとして取り上げられるようになっていた。(鬼ちゃんの時は菅田将暉のあまりのハマりっぷりにテレビの前で厳かに発狂した記憶がある)

 

と、同時に。

一緒に注目されるようになったのがCMに使用される楽曲である。

おそらく三太郎CMの曲といえばで大方のイメージとなっているのが、浦島太郎(桐谷健太)が歌っている“海の声”だろう。

以下、三太郎シリーズで使用されてきた楽曲一覧。

 

海の声/浦島太郎(桐谷健太

・みんながみんな英雄/AI

・見たこともない景色/菅田将暉

・やってみよう/WANIMA

・笑おう/yonige

 

他にも5G編でセカオワや、小林幸子&梅沢富美男のデュエットソングが起用されていたこともあるが、三太郎が三太郎として出演し、継続的に活動しているアーティストとして起用された点でピックアップするとこのようなラインナップになる。(違ったり抜けてたら本当にすみません小学生の頃から家族揃ってauユーザーなので許してください)

 

CMの出演者だったりその時流行っていた方々だったり。

今や日本人のほとんどに知られている“三太郎”シリーズの楽曲を務めるというのは、やはり相応のアーティストが適用されているのだなぁと思う。

そしてわたしは毎回毎回の楽曲が本当に本当に大好きで、特にWANIMAの「やってみよう」やAIの「みんながみんな英雄」なんてもう歌詞が好きすぎて毎日聞きすぎて風の音ですら曲に聴こえてくる始末だった。

 

三太郎シリーズは、たった15秒、少し長くて30秒、フルであれば1分ほど。

たったそれだけの世界なのに、視聴者に言い知らぬ元気と愉快さを与えてくれる。

たかがCMと言われればそれまでかもしれないし、SNSやサブスクサービス、見逃し配信の普及でテレビ番組をリアルタイムで視聴する機会も減り、自然とCMを見る時間も短縮されていく中、次の内容に期待してしまうCMなんて貴重でしかない。

 

だからこそ、今回の三太郎CMの音楽に起用された人物たちを見て驚いた。

 

 

https://youtu.be/GdnE9EuIEPk

 

 

 

ずっともっと/もーりーしゅーと

 

そう。

ここに来て、まさかまさかのYouTuber。

 

 

えっっっっっっっっっ

 

 

 

っていうのが、わたしの第一印象。

そしてこのえっっっっっっっっっに続いたのが、

 

 

 

au………………………………………………天才すぎんか………………………………………………………………………………????

 

 

 

である。

さらに、震えながら音楽を再生した後は、

 

 

 

au………………………………………………いやau様………………………………一生ついてく………………何が起きても………………三大キャリアのテッペンは………………………………auしかいない………………Antaga Uesama それが………………au………………………………

 

 

である。

いや、もう、あの、説明させてほしい。

説明なんてわたしレベルができる人たちではないんだけど、少しだけ語らせて欲しい。

あの、まず、先程わかりやすくYouTuberって書いてしまいましたが、彼らはYouTuberではありません。早速ファンに殺されろ案件。

 

 

もーりーしゅーと。

彼らはガチモンの兄弟で、向かって左の、教室で割とひっそり目でいるのに何故か陽キャ集団に属していてそれなのに選択授業とかでえ、みんな日本史なのにお前だけ数学?え?なんで?みたいに見られてわっかんね〜なんかノリ、って言ってほんとお前時々そういうとこあるよな〜!って一軍男子にからかわれつつ人数少ない数学授業でしれっと隣に座ってテスト前に「…範囲どこだっけ(笑)」って聞かれたいランキング1位を持っていきそうなのが弟。しゅーと君。

 

向かって右の、しゅーと君をからかったり大声で廊下で叫んだり学年の男子全員マブダチでどこのクラスに行ってもむちゃくちゃ喋り倒してくるくせに文化祭の出し物決まんない時に「え、じゃあとりあえずお化け屋敷でよくね?無理ならそん時じゃね?」ってあっけらかんと道筋出してくれたら席替えで仲良い子と離れて駄々こねる女子に「いーじゃん!隣俺よ?毎日エデンじゃん!」って言ってテメー調子乗んなよ(笑)って女子に足蹴にされながらも空気を丸くさせちゃうランキング1位をかっさらいそうなのが、兄。ひで君。

 

 

彼らは“BUDDiiS”という男子ボーカル&ダンスグループに属していて、決して二人だけで活動しているわけではない。

そもそものきっかけはtiktokで、兄・ヒデ君がまぁなかなかにハイレベルな天然系男子で、そんな兄の天然さや面白さを積極的に載せていたのが弟・しゅーと君。

その後YouTubeにも二人のチャンネルを立ち上げ、15〜20分ほどの男兄弟のわちゃわちゃを流すようになった。

 

が、彼らが大ブレイクした動画は、わたしが彼らを知ったきっかけでもあるこちらではないだろうか。

https://youtu.be/8IHWMapTnfw

 

 

tiktokで流行っている楽曲をオリジナルでメドレーにしたこちらの動画。

これが脅威の900万回以上の再生数を誇り、なんかもうぶち抜いて彼らを有名にしたんじゃなかろうか。

 

そして先に触れておくけども、このメドレーがまじまじのマジマジに良い。本当に良い。信じられないくらい、良い。

流行りの曲とか知らんよ〜とかいう人も騙されたと思って一回聞いて欲しい。あなたの10分をわたしにくれ、後悔はさせない得しかさせない。

何故ならわたしだってtiktokの流行り音楽なんて知らなかったから〜!!!!

 

ただそれにも関わらず最後まで聞き入ってしまって、以後1週間は毎日寝る前に聞いてはおやすみモーリー兄弟と唱えるようになったのは、とにかく彼ら兄弟の声と歌い方が魅力的だったから。

 

ここからはもう好き好みの話なのでわかる人に分かればいいんですけど、10代〜20代前半くらいの、中途半端に成熟しきっていない熟れる寸前の歌声がわたしはもう大大大大大好きで。

歌が上手いというより、彼らは自分の魅せ方をとてもとてもよくわかっているなと思う。

兄弟ならではの息の良さというか、無理のないアイコンタクトというか、熱い静けさ漂う弟・しゅーと君と、一目で快晴をイメージしてしまうような明るさ満点の兄・ヒデ君。

 

 

二人の魅力は動画を見ればわかるとして、話を戻すと、この二人がauに起用されたことは本当に嬉しかったし、かつ驚きでしかなかった。

確かに話題性、人気、流行、いろいろと当てはまる二人ではあるけれど、これまでの起用アーティストの中に加わるには部外者からしてもau冒険したな!?と思わざるを得ない。

なんなら二人が元から好きな身としてはなんとなく二人を案じてしまったり。

ソワソワしながら、えいやとあげられた動画の再生ボタンを押す。そして。

 

 

 

au………………………………………………いやau様………………………………一生ついてく………………何が起きても………………三大キャリアのテッペンは………………………………auしかいない………………Antaga Uesama それが………………au………………………………

 

 

 

これ。これしかない。

まず何が良いって、冒頭の軽やかな笛の音。

それに伴うように、夏を連想させる二人の服装。

そうそう二人とも髪の色も…って、え………………しゅーと君………………金髪………………貴方そんな………………まぶしっ…あっまぶし…ってなるじゃん…隣の席のしゅーとくんに惚れちゃうじゃん………………。

 

そして始まるお兄ちゃんの歌声。

そして00:17〜!!!!ピース〜!!カメラのより〜!!!そこから繋がる弟〜!!!!

はい引き込まれた!!もう戻れないよ!!引き込まれてるよ〜!!!

 

からの00:38〜!!

………………どう?………………生きてる?

………………あっよかった、かろうじてね。わかる、わかる。

そう………………おにた!い!じ!って………………やるんだよ………………男二人が………………鬼さんを………………何………………こんな鬼いたら炭二郎だって斬れないよ…………無惨様もびっくりの穏やか鬼ちゃんだよ………………

 

そうしてサビで二人ハモる………………これがまーた…もう………綺麗であり爽やかであり可愛くもあり儚さもあり、炭酸の泡みたいな一瞬の弾けさがあって…本当に良い意味で抜けていく高音。

で、はい!!ここまで来たからには2番行こうね!!絶対だよ!!!炭二郎との約束だ!!!!

 

1:16。

見ました?

………………あ、死んでる………………?

 

 

わかる〜!!!!!!!

わかる………………そう………………ピース&カメラのよりが………………弟君にくるんですよこれ………………カッー!!わかってんな!!??!!??

これ、1番に兄を持ってきて2番に弟くん持ってきてるのよ〜〜くわかられている。

1番しか聞かない人には兄の余裕さでぶちかまし、2番まで聞いた人には弟の可愛さで殴ってくる………………すご………………SUGOIよau………………………………

 

そして最後の最後。

大サビにいく直前。

2:28。

もうこの高音聴いたらこっちに戻ってこれないよ………………モーリー兄弟と出会う前の自分なんて知らねえ………………モーリー兄弟………………クソ………………tiktokメドレー…メドレーはどこだ………………!?聞かせろ………………二人の歌声を………………!

 

と、まぁこうして少年ジャンプの新連載は始まるわけです。

あとこんだけ言っといて今更ですが、この「ずっともっと」は曲自体の美しさが半端ない。

 

この曲に限ったことではないけれど、三太郎シリーズの曲ってすべて歌詞がすんごいシンプルでわかりやすい特徴を持っていると思う。

比喩とか語彙に頼るんじゃなくて、簡潔に、わかりやすく、単語で。

そっちの方が遥かに難しいのに、例に漏れずこの曲もそれに該当していてですね。

 

ありがとう ごめんね きれいだね

愛してる 感じたこと

これからはすぐに伝えるよ

 

ずっとずっと前からつながってる

もっともっと前からつながってる

久しぶりに会ってもかわらないんだ

きっときっと つながってたんだ

 

こう、ものすごーく直球なんですよね。

25歳、友情・努力・勝利・直球に弱い。

 

歌詞を改めて見なくても耳に馴染むようなシンプルさで、ちゃんと読んでみると何も難しいこと連ねてないのに、思い出したくなるような韻が踏まれていて、つまりはもう大天才………………。

 

これ、三太郎シリーズだからこそぴったり当てはまるんだなって書きながら思いました。

爽やかだし夏らしいし、炭酸のCMとかでも良いかなって思ったけど、この根底にあるのどかな音程とか、のんびりとした空気感とか、この三太郎シリーズだからハマるんだな〜って。

 

 

 

流石にここまで読んだならもう聞きましたよね?え?まだ?………………えっまだ!?まだ聞いてない!!!??!?なんで!!!?????

炭二郎が起こる前に頼むから聞いて!!!!お願い!!!!!

 

https://youtu.be/GdnE9EuIEPk

 

 

 

 

起用してくださった全ての関係者様に、陳謝。

tinderの男に10万貸して10kg痩せて10万返ってきた話

 

※これは2020年1月〜6月にかけて起きた出来事です。当時記憶があるうちに残しておこうとしたなろうサイトのエッセイに載せていた文章をまるまるこちらにコピペしているのでその前提で読んでください。

 

 

 

――――

 

はじめまして。

突然ですが皆さん、tinderって知ってますか?

もうここにたどり着いてる時点である程度理解してる人が大半だと思うのでざっくり言うと、治安の悪い方の出会い系です。(本当にざっくり)

なんやかんやで利用者はかなり多いと思うのでこれを読んでる貴方の周りの数人はうっかり入れてるのではなかろうか。なんなら貴方自身も利用してるのではなかろうか。

治安が悪いと言いつつ利用する頻度とやり方次第では全然楽しめるものでもあるので、その辺は他の方の体験ブログを読んでみてください。

 

 

 

一回話変わります。

 

 

 

突然ですが皆さん、人にお金貸したことありますか?

もうここにたどり着いてる時点である程度理解してる人が大半だと思うのでざっくり言うと、貸さない方がいいです。もうこのブログで言いたいことはこれだけ。

 


いや当たり前じゃん…他人に貸す方がバカじゃん…貸すくらいならあげるつもりだわ…と、考えられた人。正解!正論!でもね、本当にね、人間ね、貸すんですよ。

貸しますよ。人は。自分だけは絶対貸さないと、自分が過ちを犯すわけないと信用しきっている人ほど、貸します。犯します。なぜならわたしは腹を切っても他人に金を貸さないと誓っていたので。

 

 

 

もう一度話変えます。

 

 

 

突然ですが皆さん、ダイエットしたことありますか?

もうここにたどり着いてる時点で(割愛)、痩せます、人は。

ここに関してはあんまり触れなくてもいいかなって感じだけど、大学生活4年と社会人1年を通して痩せたい痩せたいと口ばかり言うものの結果変わらず、むしろ社会人生活送ってからぶくぶく肥えだしていた人間が、3ヶ月で10キロ痩せましたんです。

 

 

 

 

 

 

ここではtinderの評価を言いたい訳ではなく、出会い系の善し悪しを討論した訳でもなく、金の貸し借りについて言及する訳でもなく、ダイエットグッズのステマをしたい訳でもありません。

ただただタイトル通りの出来事があまりにも自分の人生で大きな出来事だったので記憶が抹消されたり褪せないうちに留めておければいいなと、さらに言うならば似たような状況に陥った子に少しでも希望を持ってもらえればいいなと、そんで似たような状況に陥りそうな子に目を覚ませ!!!!!!!!!!!!!とリモート往復ビンタをかませればいいなと、そんな思いでぽちぽち文字を打っています。

 


もともとブログで記事を載せましたが、せっかく書いたなら誰かしら自分以外の人の目に止まって欲しいなぁと思ってここに持ってきたところです。

エッセイなのか…なんなのか…これは一体なんだ………………と自分でも悩みましたが、悩むくらいなら載せてまえ〜と、無鉄砲に載せます。こういう考えなしのところが良くなかったんでしょうね、性分性分。

 


所謂よく見かける「自分みたいな被害者をこれ以上出したくない」ってやつです

。偽善と言われ奴がなんだろうがどうでもいい〜〜〜ので、とりあえず似たような境遇の子は読んでみてください。

 

 

 

 


tinderの男に10万貸して10キロ痩せて10万返ってきた。

文字にすればこれだけだけど、いざ思い返してみれば2020年1月から6月まで、約半年かかって終わりました。短いんだか長いんだか。

そんなこんなの懐古録、気が向いたら読んでみてください。ちなみにわたしの性格とか相手の素性とかtinderやり出したきっかけとか、諸々は面倒なので端折ります。まじでただの記録です。

 

 

 

 

 

 

・2019年11月

 


相手とのLINEトークを削除してしまい明確な日にちを覚えていないが間違いなくこの月に相手と直接会う。この時は楽しかった。

 

 

 

 


・2019年12月

 


1回会ってからしばらくお互い連絡とっていなかったが、こちらから連絡をとる。

年末から年始にかけて割と頻繁に電話をするようになる。

この時点でわたしは相手に気が向き始めてました。え???なんで?早くない?????って感じだけどチョロチョロのチョロQなので秒で人を好きになれるんです、本当、まじで。そういう星に生まれてるからそこはもう仕方ないと思って諦めてます。

 

 

 

・20/1月頭

 


普通のLINE中、相手から一言。

「財布落とした」

 


はあ〜〜〜〜〜〜全てはここから始まったんだな〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

ちなみにこのLINEが来た段階で貸してと言われそうだな、と危機感は覚えてました。でもまだ正気を保っていたので、何を言われても貸してやらんぞという気持ちもありました。フラグばちばち建ててますね。

 

 

 

・翌日

 


「今月末に返すからお金貸してほしい。不安だったら名刺渡すから!」

 


前日には貸さんぞと意気込んでいたわたし!このメッセージもらった5分後には貸してます。

は〜〜〜〜い!!!!!!!半年前のわたしに飛び蹴りくらわしてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

まあ終わったあとならいくらでも言えてしまうんだよなぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!

しかもなにがウケるってこの時金を貸しにわざわざ、時間と金をかけて、相手に会いに行ってますからね。向こうがお金借りに来るんじゃなくて、貸しにいってる。本当に怖い。

 


で、結論いっちゃうと、ここから3月までちょこちょこ貸し始め、トータルで14万貸すことになりました。

 


え??????なんで?????

 


って感じだけどもう当時はアタオカ状態でしかなかったので、冷静な時に思い返してもどうしてあげることもできませんね!

14万貸しきってから無料弁護士に相談しにいったりもして、その時のために簡潔にまとめた14万貸すまでの経緯が残ってたので載せます。(細かい日にちは抜かします。)

ひぃ〜怖い怖い。

 

 

 

1月中

・30000(生活費)

・22000(家賃)【一応交際開始】

・13000(足りなくなった分)

・3000(足りなくなった分)

★この日に必ず翌日返すと口頭で伝えられる。翌日の23時に自分の最寄駅で待ち合わせの約束をする

 


・1回目の期日→相手が残業のため終電を逃し会えず

・2回目の期日→相手が体調不良のため会えず

・3回目の期日→相手の最寄り駅で待つ予定だったが、この日は夜まで一向に連絡が来ないため断念

 


2月

・5000(相手が自分の親に借りに行くための食費)

・5000(親と会うことが叶わなかったため3000円要求されるが、手元に5000円札しかなかったので)

・3000(週末に親に会いに行くため)

・55000(結局親に借りることができず、かつ1月の給料が少なかかったため生活費として)

★【名前と額のみの借用書を書かせる】

・3000(給料日直前だったが、最後1日分足りないと言われたため)

 


2月末

・お金を返すが家で待っていていい、と言われ向かっていたが、別の女性からも金銭を借りていたため、その女性と喧嘩中という連絡が来たので会うことができなくなった。泊まると返したが、管理人が常駐するようになったと言われその日は帰宅。

・相手から電話あり。金銭には触れず3分程度で会話終了。翌日連絡すると言われるが以降連絡が途絶える。

 

 

 

 

 

 

………………………………。

え、あほなの?

 


改めて文字にして読んでみるとツッコミどころしかなくてマジでM1のネタにしてほしい。

某ぺこぱもカバーしきれない馬鹿さ。時すら戻せないしこんな馬鹿丸出しの女のために時なんて誰も戻したくないわな。

他の女にも金借りてたんかい!って声が四方八方から聞こえてきそうだけど、これも最早本当か今となっては不明ですね。

いつだったか忘れたけど、追加でお金貸すのにしぶってた時に「今日お金貸さないなら○○(上記の別の女性)に借りに行く。今貸すなら会いにいかない。時間ないから早く決めて欲しい」って相手の家で急に言われたんだよな〜おいおいぺこぱ、わたしも相手の男も胎児まで時を戻してくれよ〜。

 


で、こんな調子でチョロQ女がお金を貸したのは2月で最後になりましたが、ここから全額返されるまでがまぁ〜長かった。

 

 

 

3月中旬

・突然連絡がとれなくなったため直接本人の家に行って話してくる。自宅から出てきたが「携帯が壊れていた」と言われ、さらに在宅ワーク中なのでと返されずその日はそのまま帰宅。

・本人と話す。

・1万円返される。【一応別れる】

★ダイエット決意★

 


4月

・1万円返される。

 


5月

・返される予定だったが「今月は厳しい。6月のボーナスで一括で返す」とLINEで言われる。

 

 

 

要は「毎月1万円ずつしか返せない」状況になったわけです。

 


貸し始めた時とまるで話が違う(汗)

俺の口座には金があるからカードさえあればすぐ返せるって言ってたのにいつまで経ってもカードの再発行はせん(汗)

急かせば「会うたびにお金の話されるとこっちも気分が悪い」となぜか被害者面の不機嫌になり、再発行手続きのための身分証も落としたと言い張り、ならば実家から通帳送ってもらえと言えば「親に探してもらったけどない」と返される(汗)(笑)(殺)

 


ぶっちゃけ、まじでなんでか今はもうわからないしこの時の自分は馬鹿な何者かが乗り移った自分ではない人間だったのかなってくらい不思議なんですけど、金を貸していた3月まではしっかりと相手に好意を寄せていたんです。なんでだろ。謎。神秘。この世の終わり。

 


いろんな人に延々と話を聞いてもらって、何度諭されてもわたしが信じたいから信じるもん!スタイル貫いて、友達からの励ましだけ聞く耳持って。

そんな感じだったのに、とうとう10万超えて相手との連絡も全然とれなくなって、ようやく返し始めたと思った矢先に5月に入ってまた連絡がとれなくなって。

 


目が覚めた途端にもう〜〜〜〜〜ね。

相手への嫌悪感と気持ち悪さがす〜ごいすごい。

 


波が引いていく勢いじゃない。

ボルトも焦り出すスピード、四千頭身の後藤くんもリアクション取らざるを得ないくらいの疾走感でみるみるうちに好意が消えていく。

 


で、3月から始めたちょいと無茶なダイエットのおかげで10キロほど減量し、10万払ってライザップ行ったと考え直して、毎日泣いていた日々ももったいないし、このまま思考回路リセットして生き直さなきゃなぁと落ち着いてきた頃。

 

 

 

 


ちょうど大学時代のサークルの人たちと会う機会があったので、ネタがてらこの話をしてみました。

わたしのサークルは性質上女より男の方が多くて、なんとなくなけなしのプライドで異性に話すのが恥ずかしくてずっと話していなかったけども、本当ネタだから!もう吹っ切れたから!っていう前置きがてら話し始めたところ。

 


馬鹿にしても聞き流してもいいはずの話にしっかり耳を傾けてくれて、「もっと堂々としていい、被害者なんだから」って言ってくれて、会社に連絡しようだなんだとアドバイスをくれて、この日を境にまだ諦めなくてもいいのかなと思い直すことができたわけです。

 


そしてここから数日後。

 


なんと。

 


無事に全額返ってきた。(突然のオチ)

 

 

 

 

 

 

ここからはどうやって返されたか、っていう解決方法の話。

ただ前提がいくつかありまして、わたしは奇跡的に、

 


①「相手と連絡がとれていた状況」で、

②「相手が一応返済意思がある」タイプで、

③「相手の家と会社を抑えていた」ことがポイントなのかなぁと。

 


少なくとも相手とLINEがまだできていた、本物かどうか定かではないけど名刺をもらっていた、っていうのは大きかったと思います。

 

 

 

 


6月のボーナスで一括返済する、という連絡を受けていたので、サークル男子(T君)の協力を経ることにしました。

 


カミングアウトしてからの相手とのLINEは基本T君に言われた通りの文面と内容にして、まず6月に会う日にちを決める。

ここまではよかった。

 


が、当日。

 


21時に相手の最寄駅での約束だったはずが、直前に「道、混んでない?」という主語も目的もわからない謎のLINEを受けます。

いやおめ〜今まで毎日バスと電車通勤だったじゃ〜ん!?と思いながら、その辺のLINEも逐一T君にスクショで送っていました。

 


仕事の関係で会社の人の車で出先から帰っているという相手。

何時くらい?と聞くと、「24:56分かな!」という返信。(この時22時前)

え、なんで刻んだ?お前の友達は分単位で車運転できんのか?すごないか?深夜1時くらい!でよくない?なぜ普段車に乗っていない人間でも分かるような大胆な嘘つく?そりゃつくよな!14万借りれたら何話しても信じると思うよな!

 


という言葉を飲み込み。

結果、相手は頑なに今日は遅くなるから別日がいいと言い張り、仕方なくこの日は「わかりました。また後日」と返して帰宅。

 


………………………………

 

 

 

 


と、見せかけて、そこから待つこと30分。

現れました〜!ばりばり部屋着でコンビニの袋を提げた彼!ヨッ!ここが日本で良かったね!初めて法律を恨むくらい、殺意で胸がいっぱいになりました。

 


相手と目が合った瞬間、お互いフリーズ。

そして一言「…いると思った」。

 


だれかナイフ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!くれ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

で、ここで速攻でT君に電話をかけます。

もう血管切れるんじゃないか、怒りで倒れるんじゃないかってくらい頭が沸いてしまって、自分でも何を言い出すか、しでかすかわからぬ状態。

 


ここから1時間半の相手とのなんの意味もないわたしがただブチ切れるだけの電話をずっと切らずに聞いてくれていたT君に盛大な拍手と感謝の言葉を贈ります。

 


とりあえず残額返して、というわたしに、とりあえずコンビニ行こう?と誘う相手。

要約すると、諸々の事情で口座にも金がないから今日は1万円しか返せない。必ず週末に返す。という内容でした。

 


「俺の口座本当に金がないから、見てほしい」

 


そう言いながら、財布を取り出す彼。

財布から出てくるカード。

 

 

 

ピピッーーーーーー!!!!!!!!

ストップ!はいストップ!カードあんじゃん!え!さい…え、財布!!!!!??!!?!!?!財布もどっ…え!?あるじゃん!?全部!?揃ってんじゃん!?!?

 

 

 

「え、財布あるんじゃん。嘘だったんじゃん」

「違う!これ戻ってきたやつ!見てほら、だから財布ボロボロじゃん」

「はいわかったもういいもうど〜でもいいお前の財布があろうがなかろうがこの際どうでもいいから、早く返して」

 

 

 

これほぼリアルな会話です。

リアルにこんな頭の悪い会話の連続。

この辺りから今まで取り繕っていた女らしさや体裁、常識、大人でいようという態度、すべてを捨て始めまして、ありえないくらい口が悪くなっていきます。

何言ったか忘れたけど、人間ここまで暴言を他人に吐けるものなんだな…と感動するレベル。

 


実際口座には7万程度しか入っていませんでした。

ここから始まる、1万円しか返せない男vsせめて6万は返せの女の戦い。Fight。

 


ひとり暴言祭りをかましましたが、結果この日はわたしの敗北となりました。

23時半まで言い合うと体力的にしんどいものがくる。声張り上げすぎて扁桃腺になるわ。

そして折衷案として、音声で「○日までに残額○○円を返します。返せなかったら会社に連絡してもいいです」という言葉を録り、その日は帰宅。

で、ほぼ諦めていたんですが、

 


約束の当日5分ほど遅刻して本当に全額返してきやがりました。

 

 

 

 


一周回ってえっ返すんか〜い!って感じですけども。

余談ですが返された直後1分くらいで速攻LINEブロックされました。なんなんだ本当に。不愉快体現マンじゃねーか。

 

 

 

 


と、まぁこんな感じで8割くらいぶちぶちっと端折って話をかいつまんでまとめたわけですが、この半年の間でまぁ泣くし死にたくなるし親には言ってないけど罪悪感で顔向けできなくなるし、幸せそうなカップル見るたびに己の不甲斐なさに全身の力抜けていくし、最終的には金は戻ってきて痩せた体も手にしたけど、こんな体験するべきではなかったと思います。

 


当たり前に信じてもらえないかもしれないけど、わたしはTHE真面目な人生を歩んできていたし、金の切れ目が縁の切れ目っていう言葉も知っていました。

ちょっと違う話になるけど、詐欺にあう人やそれこそ恋人に騙されてお金を貸しちゃう、保証人になる、みたいなドラマやニュースを見るたびに騙される方も十分馬鹿…と哀れんでいました。

 


自分はまさかそんなことに巻き込まれたりなんかしない。

巻き込まれたくてもそんな馬鹿な真似できっこない。

 


そう思い込んでいたからこそ、痛い目にあった時の死にたさも半端ないし、家族にだって到底相談できやしませんでした。

なのでアプリ…というか、金銭関係でしんどい思いをした人間からのアドバイスとしては、

 


・世の中には自分の常識と照らし合わせても合わないくらいいろんなヤバいやつがいる(金を借りたくせにやたら偉そう、反省しない、連絡もとらない、謝罪の言葉すらまともに言ってこない)

・自分のことは全力で疑う

 


こんな感じです。

で、ここまで読んでも、どんなにわかっていても、後悔すると、騙されていると思っていても、どうしても一抹の望みにかけてみたくて(再三言うけどんなもんはないよ)信じたくて金を貸してしまいそうになったら、

 


①相手の名前・実家の住所・実家の電話番号・拇印・返済期日・返済できなかったときの措置(利息など)・借金額を記載した借用書

②それらを読み上げた音声の録音

 


必ず、必ず必ずこれを用意してください。

借用書の書き方とかはググればあるから。

で、これを書きたくないとか、こんなん書いたら信頼関係破綻してるも同然じゃんとか、めんどくさいとか、何かしらで拒んできたら、腹を切ってでも貸してはならないです。

 


本当、貸すな。それでも貸すなら、それはもう返ってこないので相手にあげたと思ってください。

万が一でも期待しちゃダメだし、まぁ返ってきたらラッキー★とも思わないでください、わたしとこの人なら…とか思わないでください、まじで十中八九返ってこないです。

もう一度言います、返ってこないです。

 


だって冷静になってみて欲しい。

他人に金銭を借りるって、相当互いにストレスで非常識極まりない行為ですよ。

 

 

 

ただそんなことを偉そうに言っても、

わたしもついこの前貸した過ちのある人間。

 


例えば、ないと思いたいけど、ていうかそもそも読んでる人いないと思うけど、それが一番なんだけど、もしこれを読んでる貴方が現在進行形で誰かに金を貸していて、それがたまたま好きな人だったり恋人だったりした場合。

 


自分を責めるのも大事で反省するのは当たり前っていう大前提のもと。

 


貸した人も100悪いけど、借りた人は5000000000悪い正真正銘のどクズなのであんま病みすぎないでください相手はまじのクズだから。たぶんそのうちバチ当たるから。

貸したあなたが相手の為になりたいという善意から貸したのなら、それはもう優しさ成分働いちゃったから仕方ない。

貴方は良い人。間違ってない。

 


ので、容赦なく強気に出て返してもらう努力をしよう。

 


あと余談ですが、もし貴方がわたしと同じ女性なら、なるべく相談は偏りなく男女どちらにもした方がいい。

やっぱり精神的に寄り添ってくれるのは女友達だし欲しい言葉をくれるのも女友達。

ただ、まじで問題解決を望むなら男友達にした方がおすすめです。個人的にですけども。

何が大事ってこの際男でも女でもいいから、自分のことをめちゃめちゃ客観的に見て協力してくれる人を頼りましょう、ということです。

 

 

 

長々となってしまってなんの脈絡もまとまりもないけど、記録として書き殴れて良かったです。

あとこういう話書いたら「わたしは10年来の親友に10万貸しました」だの「俺は結婚を約束していた相手に100万持っていかれた」だの、より不幸なエピソードを持ってくる人出てくると思うんですけど、不幸でマウントを取るでない。

それはそれでわたしみたいになんでも書いて誰かのためにしてやってくれ。

 


とりあえず、わたしからは、金は貸すな。

以上です。おやすみなさい。

 

 

 

 

 

―――

 

改めて見ると地獄みたいな出来事。

見ているあなたに元気を届けられますように

晴転のシンカーはもはやキャラソンの域で収められんのでは

.

 

キャラソン

昨今のアニメやゲーム界隈では切っても切り離せないほど、あって当たり前ともされるソレ。

各キャラクターにあてがわれた曲は、年々歌詞も曲調も大衆受けする音楽と変わらぬほど進化していっていて、なんかもうジャニーズとか坂道アイドルたちに歌わせれば新海誠もびっくりな秒速1ミクロンで話題になりダウンロード数1位とかになりそうなものばかりだと思う。

 

 

本当に溢れすぎていて自分の知らないキャラソンなんて聖徳太子×5人くらいいないと聞ききれない気がするけれど、だからこそ限られた時間と作品の中でコレコレコレコレコレ〜!!!!!!と全身唸るほどの曲と出会えたら、それはもう誰がどう見たって運命でしかないじゃない。

 

日々の気分や生活でお気に入りの音楽はコロコロ変わるけれど、それでも一貫して好きなキャラソンがある。

 

スマホ向けイケメン役者育成アプリ、『A3!』に登場する兵頭九門が歌う「晴転のシンカー」。

 

ささやかな願いとしてはいつかこの曲が国歌に制定されたらなぁと考えてます。オタクはすぐに国規模で事を考え出すから敬遠されがち。

 

ただこの曲な〜にがいいって、もう、あの、その、雨の日に聞いても、晴れの日に聞いても、思わず涙を流しそうになりつつ泣くまいと天を仰いでしまうような、そんな真っ直ぐストレートな歌詞と曲調。

 

 

イントロ開始2秒でわかる。これ泣けるやつやん。

心の宮川大輔が叫んでる。あかーん。

もうね、本当にね、このイントロ聴くだけで水溜り作れるほど涙流せる。

夏の終わりに遠くから聞こえてくるような、まだまだ暑いんだけど、でも秋に近づけば不思議とその暑さも汗臭さも恋しくなるような、形容しがたい寂しさを思い起こさせるんですよこれは本当に。

 

そして流れ出す歌声。

もうキャラクターとかアプリのストーリーとか何も知らなくていい、それでも伝わってくる。

人懐っこさに秘められた独りの世界とか、人に向けた笑顔と内心の焦りとか。

歌声は力強く明快なのに、泣き出すのを今にも堪えていそうな弱々しさも持っていて、もう頼むからcv.畠中祐には国から5億振り込まれてほしい。

 

もどかしい苦悩や解決しきれない葛藤を歌って、それでいて爽やかさは常に纏っていて。

“シンカー”ってタイトルにつくくらいだから、歌う彼は野球少年というのは想像しやすいでしょう。

 

スタートライン

銀色のスニーカー

ツーアウト

 

 

散りばめられた野球関連の単語。

ただ残念ながらわたしは一切合切、野球ワードもルールも何もかもを知らない。

まじで野球のルールわからなすぎてかろうじでピッチャーキャッチャーがわかる程度。

 

だからわたしはこの歌を聞いて、野球と関連付いての情景をイメージすることができない。

そして改めて歌詞見てみたけど、この曲あんまりキャラクター・兵頭九門たる単語や世界観をあんまり使ってない。

言うてしまえば、わたしはこのゲーム内において兵頭九門を全くもって推していない。

 

にも関わらず。

知ったこっちゃないと。

 

 

毎朝仕事への鬱々とした足取りを軽くはしない。スキップは促されない。心だってカラッと晴れない。

 

けれど、つい踏み出す足が止まらなくなるような、そんな歌。重い足取りのまま、それでも歩く自分を褒めてあげたくなるような歌。手を取って連れていってはくれないけれど、隣で肩を並べて一緒にゆっくり歩いてくれるような歌。

そして、聞き終わったときには一歩の間隔が少しだけ大きくなっているような、そんな歌。

 

 

ていうか「晴天」じゃなくて「晴転」ってのがもう、好き。大好き。天才。

漢字ひとつでここまで印象が変わってしまうのだから、ややこしい言語大国ニッポンに生まれたよかったとさえ思ってしまう。

 

この曲は転ぶ前提。

晴れの日に限って、転んでしまう。

こんなタイトルなのに、曲中での少年はずぶ濡れで立っている。

そんなスタイルなのに、曲の最後は「もう雨は上がっていた」で締められる。

 

 

こんなん泣くしかねえ。泣くしかねえのよ。大の大人は。

 

 

晴転のシンカー

晴転のシンカー

 

 

 

みんなの3分をわたしにくれ〜!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

ひとつのコンテンツが終わった瞬間に遭遇した【ドリフェスライブ】



今日、とあるライブに参戦してきた。

2次元と3次元それぞれでアイドルが活動する5次元プロジェクト、『ドリフェス!』ファイナルステージ「ALL FOR TOMORROW !!!!!!!」である。


ファイナルとついているくらいなのでお察しするとは思うが、『ドリフェス!』というプロジェクト、そしてドリフェス内で活動するDear DreamとKUROFUNEというグループの活動に区切りがつくことを示す。


そんなファイナルステージにうっかり行くことができた訳だが、想像以上に胸が熱くなる展開となったのでとりあえず文字に起こしてみる。ちなみにまだ耳はキーンとしている。





ドリフェスプロジェクトが始まったのは今から3年前。

アニメが始まったのは2016年。

わたしが初めてドリフェス!を知ったのはそのときだった。


ドリフェス!は2次元と3次元が融合した5次元プロジェクトな訳で、つまりは2次元キャラに声を当てている子達は3次元でのアイドルであって、声優ではない。

ので、アニメ初見の初々しさといったら半端じゃない。ひとりだけじゃなく声優に慣れていないのが主要人物全員なのだから、5次元プロジェクトなるものを知らなかったわたしは驚きしかなかった。


それでも1期を見届けたのは、その初々しさに惹かれたからだったと思う。

それから何より、1期EDを飾った「シンアイなる夢へ!」が好きすぎて当時気が狂ったように聴きまくっていた。

わたしがドリフェス!を見ていた理由なんてそんなもので、薄情なことに2期は録画を忘れてしまったかなんだかで見ることはしなかった。ついでに入れたドリフェス!アプリも気がついたら消してしまっていた。

それでも「シンアイなる夢へ!」は定期的に聴いていたし、彼らが3次元アイドルとしてダイジェストで楽曲を歌ってくれた回の録画を消すことはなかった。




だから、ツイッターで流れてきた「ファイナルステージ」という言葉に疑いを持った。


2期がある、というのはイコール人気が持続している、と思い込んでいたわたしは、まさかドリフェス!が終わるなんて思ってもいなくてとにかく、びっくりした。


ファイナルステージは行きたかったけど、チケットの申し込みを忘れてしまって結局フォロワーから譲渡してもらうことになった。

「シンアイなる夢へ!」を一生に一度でいいから生で見たかったから。それだけの理由だ。

そして結局、参戦する今日までアニメ1期で流れていた曲以外を履修することなく、挑んだ。

ファイナルという言葉に驚いたけれど、わたしの目的はひたすら「シンアイなる夢へ!」を生で聴きたい。それだけだった。






そんな女が参戦するには申し訳ないほどの素晴らしい席で見させてもらった。

結論から言うと、「楽しかった」に尽きる。まじで。


わたしは昔トチ狂ったジャニヲタだったが、ジャニーズのコンサートよりぶっちゃけ全然楽しめた。ていうか、懐かしかった。

Dear Dream・KUROFUNEの、お客さんを楽しませようとする姿勢や、駆け回っている姿が、噛みしめるように歌って踊る姿が、時に2次元のキャラとして、時に自分たち自身として楽しんでいる姿が、初めてコンサートに行ったときの感動を思い起こさせて、とにかく懐かしくて、楽しかった。


ほとんど知らない曲だった。

ほとんどノリ方がわからなかった。

KUROFUNEなんて、白と黒がイメージカラーだと思ってた(実際は金と白)。


それでもただただ楽しかった。

アニメ映像がスクリーンに映って、アニメとシンクロしてダンスを踊ってくれて、目の前には7人じゃなくて14人がいた。

どの曲も特徴的な部分があって、同じような曲はない。

エネルギーがすごかった。あふれていた。


このコンテンツ終わるの?って思った。

こんなに生き生きしていて、ダンスも歌もより上手くなっていて、むしろほとんど(全部?)生歌で、こんなに先がありそうな人たちが区切りつけるの?って思った。


でも、待ちに待った「シンアイなる夢へ!」を歌ったとき、ちょっとだけ切なくなった。

よくわかんないし、ちゃんとしたドリフェス!ファンならもっと心にしみる歌があるんだろうけど、なんせ勉強不足なわたしはこの曲で終わりを感じてしまった。

恐らく彼らが横に並んで歌う姿は今後二度と見られないんだと思うと、最初で最後なんだと思うと、よくわからん込み上げるものがあった。



ただ、一番に応えたのはやっぱり7人のメッセージだった。




もうわたしは彼らの背景とか経歴とか全然、ほんとに全部わかんない。

全員のメッセージがとても素晴らしいものだったけれど、「寂しくないわけないじゃん!」って泣きながら話したかおる君の言葉が、一番響いてしまった。

本人がどちゃどちゃに泣くから、お客さんも泣きだしてた。ついでにわたしももらい泣きしていた。


「誇りに思ってほしい」「最後だから武道館に立てたんじゃない。実力で立ったんだ」と話していたまさき君。

ずっと誇ってほしい、と強調していた。

羨ましいと思った。こんなことを胸張って言える彼も、言ってもらえるファンも。


それからセンターのそうま君。

彼は、なんというか、他のメンバーとは圧倒的に見ている景色が違っていたように思う。

ひとりだけ、とても清々しそうにしていた。

終わることに寂しさなんて感じる暇もなく、そんな隙間なく、今立てている自分の場所に誇らしさと気持ち良さを感じていて、堂々としていて、今この瞬間世界で一番幸せなのは彼なのだと思った。




さっきも言ったけど、なんて羨ましいコンテンツなのだろうと思った。

全員が全員、全身全霊でファンに、スタッフに、感謝を伝えていた。

その思いは、本物だった。


もっと続けさせてあげたいと思った。

もっと金を落としていれば良かったと思った。

もっと見ていたと思った。

もっと、もっと、と、部外者のわたしが思ってしまうほど、彼らは輝いていた。

実際区切りの理由が予算の都合なのかこの先を見越してなのかはわからないけれど、何もしていないわたしが、後悔してしまうほど彼らは眩しかった。


わたしの今一番ハマっている、人生で一番好きな作品はアニメだ。

アニメ作品を応援しているのは楽しい。

けれど、このドリフェス!の彼らは、私たちの世界にも存在してくれていて、はじめはカードを手渡ししながら直接売り込んでいた。

武道館まで来た彼らを見る誇らしさなんて、比にならないだろう。


羨ましい。

こんなにもファンに愛されて、愛して、こんなにも思いをぶつけられる場所を最後に用意してもらって、用意できて、始まるかのように終わりを迎えるこのコンテンツが、とても羨ましい。


メッセージを聞いている途中、もしこれが自分のジャンルだったら…と考えると少し怖くなった。たぶん明日から生きていけないと思ったから。

でも、コンテンツはいつか終わる。

そして、アニメ作品を推し続けている限り、こんなに綺麗な終わりを迎えることはできないと思う。


それでもなるべく、できる限り、このドリフェス!のように、ファンも出演者も誇りを持ったまま、好きになれてよかった!と胸を張って叫べるような、そんな場所を用意してあげたい。

終わりに前向きになれる、最高超えちゃってるファイナルステージでした。



人生で参戦したどのライブより、行けてよかった、と思えたライブだった。

お疲れ様でした。本当にありがとう。